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QUEEN’s BLADE THE JIDAI MASTER

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    2020-11-09
    07:47
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作者コメント:

♪ヒノモトは今は真夏今宵は満月深夜になっても夏の暑さは収まらなかったが、ミカドの寝殿は虫の音と川から流れてくるせせらぎの水の音(ね)が心地良いトモエは伽を終え、その虫の音と川から流れてくるせせらぎの水の音聴きながら寝息を立てているその腕には最愛の主君であるミカドを抱きながら腐敗と汚辱に塗れたヒノモトの今の政治と戦うトモエにとってはこの時間がまさに至福の刻(とき)であったが!「!」トモエは人の気配を感じ、目が覚める恐れ多くもここはミカドの寝殿よもや賊が侵入することなどまずありえないそれがトモエの油断と一瞬の隙を作ることとなった「!?」暗がりであったが、隣の部屋には5つの黒い影が「ここは恐れ多くもミカドの寝殿、この狼藉、許しませんよ!」トモエは一糸纏わぬ姿であったが、みかどの御前ということもあり、ミカドを後ろに賊の前に仁王立ちで立ちはだかった「失礼の程、平にご容赦を某らは執政官の手の者無礼を承知で推参仕った次第に候執政官の命により、ミカドの寝殿を移す手配が整った故、ミカドには是非御同行願いたきに候」集団の長らしき赤い甲冑をまとった男が口上をのたまうそれに対し、トモエは「お断りいたしまする今宵何時とお思いか?このような夜更けにミカドに御足労願うとは無礼にも甚だしい帰って執政官に伝えよ」すると、隣にいた黒い甲冑を着た男は、「これは執政官様直々の御命それに反することは御国に歯向かうことと相等しい我らはこうも命ぜられて候『ミカドをたぶらかす“魔女”がミカドの周りに巣食うておるそれを排除せよ、そして、魔女に骨抜きにされたミカドにこの国を統べる資格無良い機会じゃ、魔女共々“お隠れ”になってもらえ』」とな続いて赤甲冑の男が、「左様! さすればミカド、巫女殿執政官の命により、御命頂戴いたす!」甘かった!トモエは自分の甘さを呪った腐敗堕落した執政官たちであったが、まさか主君であるミカドの御命まで狙うとは夢にも思っていなかった「他の巫女たちはどうした?」「それならばお先に旅立たれたわ!今頃はそなたの御着きを首を長おうして待ってでおいでよ安心してあの世へ旅立てぃ!」「それは貴様らだ!」トモエは初手の一撃で傭兵オークの一人を屠ると仲間のオークも撃破そして、異国の傭兵剣士とつばぜり合いの最中「トモエ様!」暗闇から自分を呼ぶ声がしたと思ったら、向かいの屋根に自分を狙う弓兵3騎を視界に捉えた「しまった!」と思った瞬間真ん中の弓兵が倒れた次の瞬間には黒い影が現れて横の弓兵2騎を瞬く間に葬った「遅れて御免、トモエ様」黒い影の正体はシズカだったトモエはこの隙を逃さず、傭兵剣士を斬り伏せた残りは二人、こちらも二人相手が大将格であろうとトモエに負ける要素は見当たらなかっただが、話の方向はまたもトモエの予想の遥か彼方の先を行くこととなった「う、うぅ・・・」「ま、まさか・・・我々も捨て石だというのか・・・」つばぜり合いをしていた甲冑の男二人が次々に崩れ、絶命したのであるミカド・・・ はっ!? ミカドはどこ!?倒れた二人の死に疑問を持つ余裕も与えられず、主が消えたのであるすると、「トモエ様!屋根の上に」トモエは向かいの屋根を見たそこには、「ミカド!?」そこには3人の女忍(くノ一)の姿がそして一人の傍らには気を失ったかと思われるミカドの姿が(続く?)BGMThe Chanbara(チャンバラ)Performed by Tsukada Mikio (塚田三喜夫)
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