姉三六角しこしこナース

作者コメント：

ナ「マスター。ここで起きたコトも、これから起こるコトも、あなたの記憶には一切残らないでしょう。一種の防衛反応です。人間の精神は、あまりにも凄惨な光景を克明に覚えていられるほど、強靭ではありません。けれど、もしすべてを忘れてしまったとしても、これだけは覚えておいて下さい。
私は、あなたを助けました。過酷な運命から、あなたを救い出しました。たぶん、おそらく、きっと…マスター、あなたを愛しているからです。マスターに仕えるサーヴァントとしてでなく、フローレンス・ナイチンゲールという一人の女として。
けれど私は、愛を込めて抱きしめることも、想いのたけを伝えることもできない、哀れな狂戦士。狂気と妄執のみが存在理由の、あなたを愛することも、愛されることも、許されるはずのない女です。
ですから、せめて誓詞を交わしましょう。今後いついかなるときであろうとも、私はあなたを護ります。すべての毒あるもの、害あるもの、あなたを脅かすそのことごとくから、必ずやあなたを護りぬいてみせましょう…」
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ナ「おはようございます。朝の検温です。（ごっくん）ふむ…少々粘り気が足りませんね。それに、量も少ない。まさかとは思いますが、ゆうべアレから、一人でオナニーなどしていないでしょうね？」
あ、うん、ごめん…どうしても寝付けなくて、ついムラムラと。（汗）
ナ「いけませんね。リハビリの時間を増やしましょう。ひとまず早速、朝食まで30分のちんぐり騎乗位です。私がイイというまで、射精してはいけませんよ？」
へーへー。だけど、いくら入院中とはいえ、ここ二・三日ほど、婦長に挿れてない時間のほうが短いんじゃない？黒陛下やぐっちゃん先輩がお見舞いに来ても、すぐ追い返しちゃうしさ？
ナ「当然です。患者に馬乗りになって腰を振る見舞客など、治療の妨げ以外のなにものでもありません！アスクレピオス先生がご覧になったら、即座に生体解剖されてしまいますよ？」
いや、でもさ、ヤってるコト自体は…婦長と大差ない気がするんですけどー？
ナ「私はいいんです。医療従事者ですから。それに私は、マスターの命の恩人ですよ？ある程度のインセンティブは認められてしかるべきです。そう、いわゆる『性交報酬』というヤツですね♡」
あー、ごめん。俺、モンティパイソンとかトップギアとか…ブリティッシュ・ジョークってよく分かんないんだよねー。