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大戦艦ネロ・クラウディウス

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    2020-04-19
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作者コメント:

ネ「う~むむむ、余は我慢ならん!なぜマスターは、カルデアにやって来ないのだ!?なぜ来ても、そそくさとログボと無料ガチャだけで帰るのだ!?ここしばらく、ろくに種火周回すら出陣しておらぬ!このままでは、我が剣も錆びついてしまうぞ!?」剣ア「騒ぐな、見苦しい。錆びつくのであれば、それは貴様の怠慢ゆえだ。みずからの愚かしさを声高に誇るな」ネ「はっ!そなたにだけは言われたくない!!倅ともども短パン霊衣などになりおって!?ここぞとばかりに尻を振り!あざとく太モモ見せつけて!王の誇りとやらはドコへ行った!?」剣ア「なに、貴様を見習ったまでのこと。ブルマ霊衣でオトコの気を引こうなど、堕落しきったローマ皇帝でもなければ思いつかん。あいにく私は、武骨なブリタニア王に過ぎぬのでな」ネ「ぐぬぬ…ええい!ソレもコレも、みなマスターが悪いのだっ!鎮守府に入りびたったまま、ちっともカルデアに顔を出さぬマスターがっ!!」剣ア「詳しくは知らんが、マシュによれば、第五異聞帯の敵のあまりに理不尽な強さに嫌気がさして『やってられっか!こんなもん!?』と攻略を投げ出し、そのまま戻らぬそうだ。あまりヤツは…マスターに向いていないのかもしれんな」ネ「なぜだっ!?聞き及ぶところでは、あちらの艦隊はさらに理不尽な敵とも戦い、さらに不毛な掘り周回までこなしていると聞く。あちらでデキるコトが、なぜこちらでデキない!?ましてやこちらは、掘り周回など最初から不要な、課金ガチャ万能社会なのだぞ!?」剣ア「仕方あるまいよ。ヤツを突き動かしているのは『新たなオンナを手に入れて自分のモノにする』というオスの本能に根ざした、あくなき欲望。ただ、ソレのみだ。システム上、あちらの艦隊では、出撃して周回せねばならぬが、こちらは違う。課金してガチャさえ回せば、ナニもせずともオンナが手に入る。あえて特異点や異聞帯を攻略する必要など、どこにも無い。足しげく訪れる必要も、な。多少は手こずるオンナでなければ、オトコはその気にならぬ、というコトだろうさ。なんとも実に、度しがたい…」ネ「むっ!そう言えばヤツめ、いつぞや余がキャスターとして再臨した折『いや~、ドコの金剛型戦艦かと思っちゃったよ~』などと申しておったな?…うむ!そうか!その手があったか!!」剣ア「…ナニを思いついたのかは知らんが、やめておけ。いいな?忠告はしたぞ」・・・・・・・・・・・ざわ…ざわざわ…?(あからさまな不審者を見つめるまなざし)ネ「皆の者、待たせたな!余が大戦艦、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスであるっ!!余が着任したからには、深海棲艦どもなど物の数ではない!ブリタニア征伐と同様速やかに滅ぼして、マスター…もとい提督を、カルデアに日参するほど暇人にしてくれようぞ!!」ざわざわ…ざわざわざわ…!?(みんな目が点)黒「ちょっとローマ!アレ、アンタの艤装でしょっ!?どういうコトなのか説明しなさいよっ!!」ロ「いえ、それが『ローマ皇帝たる余に無断で、ローマの名を僭称するコトまかりならぬ!ネーミングライツの使用料として、その艤装を借り受けるぞ!!』とか言われまして…」黒「どうすんのよ!?どうしてくれんのよ!?あんなバカ、艦隊に置いとけるワケないでしょっ!?」ロ「まあ、なにぶんバカのするコトですし、たぶんそのうち飽きると思うので…提督に二・三発ハメてもらって、さっさとお引き取り願うしかないのでは?」黒「…まったく。バカな皇帝ほど始末の悪いモンも無いわねえ?…って、なんでコッチ見んのよっ!?(激怒)」
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