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ファラオの秘密
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2018-10-1601:30
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faceF104
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ラ「ごめんね~、黒ちゃんに私たちのことバレちゃった♡(てへぺろ)」ラムちゃんが、罪悪感のかけらもない笑顔でウィンクしながら舌を出す。というか、問い詰められて白状したというよりむしろ、わざとそうなるように仕向けたでしょ?ラ「うふふ、やっぱりお見通しか~。そだよ。黒ちゃんに隠し事してると、なんだか胸のあたりがチクチクしちゃって。もう絶交されても仕方ないから、本当のこと打ち明けなくっちゃ!って思って…」いやまあ、黒陛下の性格考えたら、ギャーギャーわめき散らすだろうし、ヤケ起こして暴れたりもするだろうけど、結局のところは黒陛下が折れるでしょ。そんなことで、長年の友情を壊したりできる子じゃない。長い付き合いの親友さんだから、その辺も見越してのことなんじゃないか?と思ったりしましたけどね。ラ「むー。デリカシーないぞ~!そういうのは、思ってても口に出しちゃダメなのっ!女の子は傷つきやすいんだからねっ!」…なんでこの流れで、俺のほうがなじられるかな?アレか?女の子の口ゲンカは言ったもん勝ちなのか?ラ「まあ、いいじゃない、結果オーライで。黒ちゃんも渋々ながら納得してくれたし、私も黒ちゃんが一番の彼女だって認めてるし。あなただって、女の子一人にチヤホヤされるより、女の子二人にチヤホヤされるほうがお得でしょ?それに、彼女公認のNTRセックスなんて、あなたの性癖からしても燃えるんじゃな~い?」…こ、こういうのもNTRの範疇に含まれるのか?いや!それよりなぜ、俺の秘めた性的嗜好を!?ラ「ふっふっふ、アレクサンドリア大図書館のデータベースを甘く見ないで!あなたがどんなエロ本を借り出して、それをオカズにどれだけ抜いたか。好みのジャンル、シチュエーション、体位から竿役の透明・不透明に至るまで、あなたの性癖はすべて分析・把握済みなんだから~!」あ、悪魔だ。悪魔が今、目の前にいる…。ラ「と、いうわけで~。抵抗は無意味だ!ほらほら、おちんちん出して、早く早く♡」初対面の頃の、お嬢様っぽい物腰や言葉づかいは、男をたぶらかすための罠だったんだろうか?まんまと騙されたというか、ハメられたというか…いやハメたのは俺だけどさ(物理)なんか、処女だったとかいうのも、黒陛下の同情を引くための出まかせっぽく思えてきた…。ラ「ひっど~い!!それだけは絶対ウソなんかじゃないよ!私、男の人とシたのあなたが最初なんだからね!!そりゃまあ…エジプト大魔術で召喚した精霊や錬成したホムンクルスとパコったりもしたけど、そんなのオナニーの延長だからノーカン!私を抱いた男は、後にも先にもあなた一人なのっ!!あなただけが私の特別な人なのっ!!…ううっ、ぐすっ。そんなの、お嬢様っぽい外づらやめて、素のまんま接してる時点で察しなさいよ~!バカバカ鈍感っ!!」ああ、もう、せっかくの美人が台無しだから泣かない泣かない。なんでこう、皇帝とかファラオとかいう人種は、面倒臭いのがそろってるかな、まったく。ラ「ぐすっ、分かればいいのよ分かれば。…って、何これ?新しい腕時計?」あ、これ?うん、ちょっと早いけど誕生日プレゼントにって貰ったんだ。俺の誕生日、まだ三ヶ月も先なんだけどね。ラ「ふ~ん。…あーあー、本日は晴天なり、本日は晴天なり」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黒「バレたっ!?」白「親切な子ねぇ~。普通は気づかないフリして、偽情報つかますものなのに…」