綾波零号機発進！（GO! A-0(ZERO)

作者コメント：

南「本日はご多忙の中、お集まりいただき誠に感謝致します」綾波レイの協力と従来の「南極」シリーズで培ったノウハウを駆使し、綾波零号機は遂に完成の日を迎えた此処、オリエンタル工業社屋内に設営された特設ブースでは、一般公開前日に催された記念プレビューに、多くの招待客が集まっていたその中には、仲野海運社長とその実弟の専務、開発に協力した仲野海運の社員（艦長と副長）、綾波の通う第一〇学校の教師、そしてオリエンタル工業筆頭株主である石油会社から代表として参列したDaniel Walkerの姿もあった南「思い返せば、あれはもう半年も前のこと仲野さんのお招きで伺った温泉宿に行ったことがきっかけでした私はそこで運命の出会いを果たすことになったのですそこで出会った一人の少女が私と弊社の運命を変えたのです！私はこの少女に出会ったことで、『この“感動”を全ての男たちにも知ってもらいたい』と切に思いました。そして気づきました。『私にはその手立てがあるじゃないか！』。そう気づいた時、この新たなプロジェクトが始まったのです！開発は困難を極めました！　しかしながら、仲野海運様の社員様の方々（艦長と副長）をはじめ、多くの協力者を得、遂にこの日を迎えることができました特に 仲野海運様の社員様の方々におられましては、3か月間という長期に亘る運用試験にご協力いただき、これに成功することができたことで実用化に踏み切れたと言っても過言ではございません！いつもありがとうございます(- -)(_ _)この場を借りて御礼申し上げますそれでは紹介致しますこれが私の新しい娘　綾波零号機です！」南社長の演説が終わると、南社長が会場の隅に居た男に一瞬だけ視線をやると、男はほんの少しだけ頷き、角川「全回路動力伝達内部電源充電完了外部電源ケーブル解除システム・オール・グリーン綾波零号機発進します」南社長の助手にして開発部長の角川の無機質な号令の後、披露された綾波零号機に、一同「おぉ～～～～～」仲野兄「素晴らしい！」反野内「本物の綾波そっくりじゃねぇか！」Daniel “OH! Wonderful!!”場内から感嘆の声とため息まじりの歓声が交錯したそして、本物の綾波レイも登場し、会場のボルテージは一気にヒートアップするが、今回はここまで＾＾BGM1初号機発進（Syogouki Hattshin!)BGM2ヤシマ作戦（Project Yashima)BGM3Refrain of Soul -Rei Ayanami version（魂のルフラン 綾波レイver）Performed by Megumi Hayashibara（林原めぐみ）