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真・深海のお姫様

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    2019-10-23
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作者コメント:

…ううっ、ココはいったい?姫「気がついた?…ふんっ、たかが生尺イラマからのチンポかじりと金玉つぶしで気絶するなんて、情けない提督も居たものね?(ひら仮名翻訳済・以下同文)」なっ!?あ、あの痛みはなあ!男にしか分からない痛みなんだぞっ!!…って、あれ?キミは、確か?姫「ええ、春雨が言ってたでしょ?『もう一人のあたし』だって。そう、あたしたちはその源を同じくするもの。同じ顔と同じ魂を分かち合い、けれど互いを敵として争い合うもの。我が名は駆逐棲姫!その名を聞いて、恐れおののくがいいわっ!!」ああ、うん…春雨の言った通りだ『この子ったら、すぐカッコ付けたがるんですけど、あたしと同じおっちょこちょいで肝心なトコは抜けてるから、初めてのチンポしゃぶりで歯を立てても許してあげて下さいね?』って。姫「忘れなさいっ!!あんなバカの言ったコトなんかっ!?いい?アンタ捕虜なのよっ!?囚われの身なのよっ!?もうちょっとこう、提督らしく毅然とふるまうとか、そうでなきゃ不様に命乞いしてみせるとか、それなりの反応ってモンがあるでしょっ!?…だーかーらっ、そーゆー可哀想なアホの子を見つめるような目をすんなっての!!」いや、毅然としたいのは山々なんだけどね?パンツ脱がされて、下半身丸出しにされて、そんなコト言われても…コッチだって困るでしょ?ナニ?また例によって例のごとく、キミに逆レイプされたりしちゃうワケ、俺?姫「安心なさい。いくらアンタが音に聞こえた噂の鬼畜チンポ提督でも、アンタのチンポに用は無いわ。あたしが欲しいのは…アンタの金玉だけよっ!」…へ?(汗)姫「命まで取ろうとは言わない!チンポちょん切って去勢してやるとも言わない!ただ、アンタの金玉、一個寄こせって言ってるだけよっ!!イイでしょ別にっ!?腎臓移植だって片方残ってりゃ平気なんだから、金玉片方無くても死んだりしないわよっ!!」えええ~~~っ!?(顔面蒼白)姫「あ~も~。大の男が鼻水垂らして泣くんじゃないわよ、みっともない!ほら、鼻かむのチーン!って(フキフキ)…まったく情けないったらありゃしない、コレだから提督って連中はもうっ!まあ、春雨や軽巡棲鬼のハナシじゃアンタ、バカでドスケベで役立たずだけど、そう悪い奴じゃなさそうだし、あのヲ級が『優しくて良い人でした。チンポもデカいし』って褒めてたくらいだから、きっとお人好しの極楽トンボなんでしょうね。だから、というワケじゃないけど、アンタには特別に教えたげるわ。どうしてアンタの金玉が必要なのか、その理由をね…」…理由?姫「春雨がアンタにサルベージされてお別れするとき、アイツ言ったのよ『ワルちゃんもきっとすぐにサルベージされるよ!ステキな提督さんと出会えるよ!!あたし、一足先に行って待ってるから!もし演習で会えたら、お互い提督さんのノロケ自慢しよ!?絶対だからねっ!?約束だからねっ!?』って。だけど、いつまで経っても、あたしはサルベージされなかった。あたしをサルベージするはずだった提督は…よっぽど嫌なことでもあったのか、提督辞めて、鎮守府から居なくなっちゃったのよ。艦娘たちもあたしも、みんなみんな置き去りにして、ね…」そんな…コトが?姫「アンタは知らないかもしれないけど、サルベージされるには、それこそ遺伝子レベルで『適合型』が一致してなきゃダメなのよ。アンタたちが掘りで苦労するのも、そのせい。同型の艦娘はゴマンといるけど、適合型が合わなかったら、絶対に巡り会えない。星の数ほどの偶然から生まれる、たったひとつの絆…それが、艦娘と提督の出会いなの。なのに、あたしの提督は…あたしを、暗くて冷たい海の底から救い出してくれるはずだった提督は、あたしを見捨てて!どこか遠くへ行ってしまった!もうあたし、サルベージなんかされないっ!アイツとの約束も守れないっ!たったひとつの絆を断ち切られてっ!!たった一人の提督に裏切られてっ!!」……ごめん。姫「別に、アンタが謝る筋合いじゃ無いでしょ?アンタはただ、あたしの願いをかなえるこの装置に、素材を差し出せばソレでいいの。この、世界線生成増幅装置に、ね?」この、ギラギラ光ってグルグル回ってる、妙な機械のコトか?いったいナンなんだ、コレは?姫「時間流の任意の抽出点から新たな世界線を分岐させて、剪定事象を生成して固有結界へと増幅させる装置。ひらたく言えば『こうだったら良かったのに』って世界を創り上げる、究極のご都合主義マシーンよ。たとえまがいものの閉じた狭い世界であれ、少なくともその世界では、誰もあたしを見捨てないし、裏切らない。そこでなら、あたし、提督と巡り会えて幸せになれる。だけどそのためには、99.9%完成したこの装置に、最後の素材が…提督の未来因子が必要なのよ」提督の…未来因子?姫「ソレよ、ソレ!アンタが股ぐらからぶら下げてる、その金玉にパンパンに詰まった、二重らせん構造の未来因子!!赤ちゃんとか未来とか希望とか、そーゆーモロモロを生み出す力を秘めた、無限の可能性の塊よっ!!…アンタ、スケコマシなんでしょ?女殺しの極太チンポなんでしょ?だったら、あたしのコトも幸せにしてよっ!!金玉一個で救える女の子が、ココに居るのよっ!?お人好しのアンタなら、見捨ててなんて置けないでしょっ!?春雨のヤツ、アンタのケツ穴ペロペロ舐めながら、本当に嬉しそうな笑顔をしてた。あたしと同じ顔で、あんなにも幸せそうに微笑んでた!あたしだって、あんな顔したかったのよっ!!あたしの提督と、あんな風にイチャイチャ♡ラブラブしたかったのよっ!!イイでしょ別にっ!?深海棲艦が幸せになったってっ!?」…忘れちまえよ(ぼそっ)姫「は…?」忘れちまえよ!そんなバカ!!自分と出会える日を待ち焦がれてる女の子を、暗くて冷たい海の底から救い出しもしないで、さっさと見捨ててケツまくる野郎なんか、提督の風上にも置けやしない!!そんなバカと、たとえいっしょになれたところで、どうせ他のコトでも絶対なんかかんかやらかして、ケンカ別れしてたに決まってる!!それでキミが本当に幸せになれるってんなら、金玉の一個や二個、惜しくはないさ!だけど、どう考えたってドン詰まりだ!そんなまがいモノの世界をこしらえたって、キミが幸せになれるハズが無い!!姫「なっ!なによなによっ、偉そうな口叩いてっ!?アンタなんかに、あたしの…あの人の、いったいナニが分かるって言うのよっ!?」分かるね!!キミは、自分を救い出せなかった提督が、ただのロクデナシのバカ野郎だったって認めたくないだけだ!!だから運命とやらのせいにしたいんだ!!運が悪かっただけ、巡り合わせが悪かっただけ…だから、運さえ良かったら、都合のいい世界だったら、きっとぜんぶ上手く行く。そんなふざけた、甘っちょろい幻想にでもすがりつかなきゃ壊れてしまうほど…キミは傷つき、涙を流して、殻に閉じこもろうとしてるんだ!!だけど、そんなモンで幸せになれるハズがないコトくらい、キミだってホントは分かってるんだろ!?手に入れられなかった幸せより、これから手に入れる幸せを考えるんだ!二人目や三人目の春雨になるより、キミはそのままのキミでいい!そのままでキミは十分可愛いらしくてステキだし、誰よりも幸せになれる未来を持っている!こんな機械や俺の金玉なんか、必要としない素晴らしい未来をっ!!姫「バッカみたい…金玉惜しさに、ソコまで言う?アンタ、バカよ!本物のバカっ!!バカで!ドスケベで!スケコマシで!救いようのない最低最悪の女ったらし!!…アンタ今まで、そうやって何人の女をたぶらかして喰いモノにしてきたのよっ!?アンタだって、提督の風上にも置けない、ドスケベ絶倫チンポ提督じゃないっ!?…イイわよ、騙されてあげるわよ!アンタが本気で、あたしを可愛いって言ってくれるんなら、幸せになれるって言ってくれるんなら、騙されてあげるから…信じさせてみなさいよっ!?あたしを抱きしめて、優しくして、甘やかして…あたしが夢見てたイチャイチャ♡ラブラブぜんぶヤり尽くして!あたしを見捨てたバカ提督なんか忘れさせてよっ!!(うるうる)」駆逐…棲姫ちゃん…(ぎゅっ)・・・・・・・・・・・・・・軽「は~、やれやれ。一時はどうなるコトかと思いましたけど、さすがは提督さんですねえ…」黒「まあ、春雨ちゃんから『あの子、口は悪いけどホントはとっても優しくて、思い込んだら命がけのラブラブぞっこんツンデレ娘なんです!』って聞いたときから、勝利は確信してたけどね?アイツ、取柄なんかナニひとつ無いけど、その手のツンデレ娘コマすのだけは…得意中の得意なんだから!(実感)」タ「本当にこの度は、何から何までご迷惑をおかけしてしまいまして、皆様にはお詫びの言葉もございません。けれど、これでようやく、姫様の傷心の痛みも癒えてくれることでしょう。本当に、何とお礼を申し上げていいものやら…(ひら仮名翻訳済・以下同文)」黒「あー、いえいえ。ウチのバカのチンポでも、人助けになれるんなら万々歳ですから♡それに、軽ちゃんから聞いた話だと、そちらさんもずいぶんあのお姫様にはアタマ抱えてたんでしょ?ウチのバカとどっこいどっこい程度には?じゃあもう、この際、お互い様の恨みっこナシってコトで?」タ「ありがとうございます。本当に、これで私も肩の荷が降りました。『小児をあやすには鞠を与えるにしくはなし』の言にならい、姫様のせめてもの気晴らしになればとあてがいました、あの図体ばかり大きな機械も、これでめでたくお役御免。場所は取るわ電気代はかさむわで、ほとほと難儀しておりましたので、手早く片付けてしまうといたしましょう」軽「え?姫様のハナシだと、なんかすごい大発明っぽいのに…廃棄しちゃうんですか~!?」集「バーカ。そんな都合のイイ装置、ホイホイ造れるワケねーだろが?あんなモン、もっともらしいトンデモ理論でケムにまいて、テキトーに図面引いて組み上げた、見かけだけ派手な人畜無害のマシンだよ。まあ、あんだけ電力食って力場発生させてるんで、肩こりと血行促進にはちょっとは効くかな?それに、ハナから転売できる部品だけで組んでるから、あんまし損はしてねーよ。現に、大手建機メーカーからも引き合い来てるしな?(ひら仮名翻訳済・以下同文)」港「集ちゃんのそーゆートコって…なんか、えげつないよね?資材横流ししたりとか、鹵獲品ネットオークションで叩き売ったりとか…(ひら仮名翻訳済・以下同文)」集「だーっ!そうでもなきゃやってらんねーんだよ、こんな貧乏基地の経理っ!?てめーや姫様がやたらムダ遣いばっかしやがるから、帳簿は毎月真っ赤っかなんだぞ、コラっ!!」港「ひ~ん、集ちゃん、怒っちゃやだ~!」軽「…うっわ~。あたし辞めても、ココの職場ぜんっぜん変わってないわ。あ~、転職して良かった~」黒「あー、その、なんだ…あなたも、お姫様に限らず…イロイロと苦労してるみたいねえ?」タ「いえいえ、なんのこれしき。もう、慣れっこですから♡(にっこり&ビキビキビキ)」
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